ぴあクリニックのACT (Assertive Community Treatment:包括型地域生活プログラム)
ACTとは?
重い精神障害があっても、地域で、自由に、のびのびと
ACTとは、重い精神障害のある人が、住み慣れた場所で安心して暮らしていけるように、さまざまな職種の専門家から構成されるチームが支援を提供するプログラムです。
- 24時間365日体制です
- 生活の場に直接訪問してサービスを提供します
- 従来の治療では改善しにくい、重い精神障害のある方を対象とします
- お一人お一人のニーズに応じて柔軟なメニューを用意します
多職種の専門家によって、様々なサービスを直接提供します
ぴあクリニックと提携している訪問看護ステーション不動平とともに訪問を行い、より幅広い視野に基づいて支援しています
●詳しく知りたい方はこちら(外部リンク)
加入基準
18歳以上65歳未満で 以下の1・2の要件をそれぞれ満たす方
1 DSM-Ⅳによる診断基準
- 統合失調症
- 慢性気分障害
- その他上記2点に匹敵するような重い精神障害のある人
- 自傷・他害の危険
2 精神保健サービス利用の状態
- 医療拒絶者
- 未治療・医療中断・頻繁入院
- 地域定着のための重要な要素が欠乏・不足
- 住居・自立生活など
- ACTサービスを受けないと入退院を繰り返す危険が高い
通院が難しい場合
医療を拒絶し通院しようとしない方への訪問を行っています
ご自分では病院にかかろうとしない方に対しても、訪問を行うことがあります。
来院しようとしない方への訪問への流れ
- 電話で家族相談の時間を予約していただきます。
ご予約方法についてはこちら - 家族相談(これまでの経緯、症状、家族歴など詳しくお聴きして、精神疾患の有無を暫定的に判断いたします)
家族相談料(自費)をいただいております。 - 精神疾患がある可能性が高いと判断された場合には、医師とPSW(精神保健福祉士)の2名で訪問いたします。
- 医師が診断を下し、必要であれば訪問を行っていきます。
ACT以外の訪問型支援
重い精神障害はないものの、引きこもりがち、仕事に就きたいけれども仕事に就けない、家族以外の人との会話がほとんどないなど、社会生活上の困難を抱えている方に対して、医師が往診するほか、PSW(精神保健福祉士)、看護師、OT(作業療法士)らが訪問を行うことがあります。
天竜区を除く浜松市2区を訪問範囲としております
ACTならびにACT以外の訪問型支援においては、天竜区を除く浜松市2区のみを訪問範囲とさてていただいております。
大変申し訳ありませんが、遠隔地への訪問はお断りさせていただいております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
東日本大震災被災地チームでの支援
2011年3月11日に起きた東日本大震災の被災地支援においては、ACTのようなアウトリーチ活動がなされました。その関係で、ぴあクリニックでも被災地にスタッフが赴き、被災地あるいは支援者の支援をおこないました。
それぞれの日付をクリックすると、支援記録(ぴあブロ掲載)を読むことができます。
仙台市こころのケアチーム での支援
福島県相馬市 相馬広域こころのケアセンターなごみ での支援
2012年度
2013年度
2014年度
2015年度