3月19日、なゆた浜北にて、ACT全国ネットワーク中部ブロック研修が開催されました。
土砂降りの豪雨で始まり、さわやかな夕焼けで終わった1日でしたが、午前中の事例検討から午後の公開講座、そして会場のみなさんと講師のお二方によるミーティングと大変充実した内容でした。
午前中は事例検討、高齢者相談センターの渡辺さん、浜松成年後見センターの杉浦さん、訪問看護ステーション不動平の鴨藤さんの3名が一つの事例についてそれぞれの支援の立場から発表、会場からの質疑応答も活発でした。
午後は、京都ノートルダム女子大学の佐藤純先生（東三方町に小学生から高校生までお住まいでした!!）にメリデン版家族支援について、ぴあクリニックの大先輩であるACT-Jの下平美智代さん（根洗町に小学生のころからお住まいでした!!）にオープンダイアローグについてお話していただきました。
その後の会場のやりとりもやはり活発に行われました。
旧来のコミュニティの弱体化、核家族化、少子高齢化という時代の波のなかで、当事者とそのご家族それぞれが、それぞれのリカバリーをめざしていくためには、何が必要なのか。それぞれの立場で、いろいろと考えを巡らせるひとときとなったことと思います。
北は北海道、南は福岡まで、日本全国から、支援者、ご家族、当事者のさまざまな方々による濃密なひとときとなったことかと思います。
参加されたみなさん、そして特に、佐藤先生、下平さん、本当にありがとうございました。
メリデン版家族支援について発表してくださった佐藤純先生
オープン･ダイアローグについて発表してくださった下平美智代さん
